がん克服【新しい医療を目指す】日本中が注目の外科医
- 2016年01月04日
- がんの名医
長堀 優(ながほり ゆたか)先生
育成会横浜病院院長
1948年 東京都生まれ
1983年 群馬大学医学部卒業 横浜市立病院研修医
1985年 横浜市立大学医学部第二外科入局
1993年 ドイツ・ハーファー医科大学にドイツ学術交流協会推奨学生として留学
その後 横須賀共済病院外科医長、横浜市立みなと赤十字病院外科部長等歴任
2008年 横須賀船員保険病院副院長・外科部長
2015年 育成会横浜病院院長に就任
日本外科学会指導医・日本消化器外科学会指導医・日本がん治療機構認定医
日本中で大ブレークの新しい医療を目指す注目の外科医
消化器系、特に食道・胃がんの外科手術の権威。
人類が経験したことのない超高齢化時代を迎え「ケアの充実」を医療の柱と考える。
「大切なのは、患者さんがいかに自分らしく、どのような生涯を生きるか」。
多くの患者や、その家族と接する中で「死は医療の敗北」とされていた若いころには思いもよらなかった境地に辿り着いた。昨年、横浜狩場の丘の上に建つ病で医師としての人生を全うする。
30歳代に体験したがん患者とのやりとりが忘れられない。自身の体が蝕まれている事を知らない患者が、柳田邦男の著書「《死の医学》への序章」を柔らかい笑みを浮かべながら差し出した。「先生、分かってますよ。旅立つ準備は出来ていますから。」
そう言われるようだった。
医療人として在り方を模索し続けた医師人生。
辿り着いたのが、「寄り添い支える医療」。
それを実現させるために新たな舞台に立った。
~がん克服のために~