がん克服【ナノマシン開発】世紀の偉業


東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科教授

片岡一則(かたおかかずのり)先生

昭和25年 東京都生まれ

昭和49年 東京大学工学部合成化学化卒業

昭和54年 東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了後、東京女子医科大学助手。同大学助教授、東京理科大学基礎工学部教授などを経て、平成8年ナノキャリア(株)設立。10年より東京大学大学院工学系研究科教授、16年より同大学院医学系研究科教授を兼任。

フンボルト賞・江崎玲於奈賞など国内外の賞を多数受賞。

SF映画の世界を超えた「ナノマシン」

 極小のマシンが体内の病気を診断し、メスを入れずに治療する。半世紀前、SF映画で描かれた夢のような世界がいま、現実のものになりつつある。

 その正体は、特殊な機能が組み込まれた高分子の集合体「ナノマシン」だ。

 

 

 

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