がん克服【ナノマシン開発】世紀の偉業
- 2016年02月07日
- がんの名医
東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科教授
片岡一則(かたおかかずのり)先生
昭和25年 東京都生まれ
昭和49年 東京大学工学部合成化学化卒業
昭和54年 東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了後、東京女子医科大学助手。同大学助教授、東京理科大学基礎工学部教授などを経て、平成8年ナノキャリア(株)設立。10年より東京大学大学院工学系研究科教授、16年より同大学院医学系研究科教授を兼任。
フンボルト賞・江崎玲於奈賞など国内外の賞を多数受賞。
SF映画の世界を超えた「ナノマシン」
極小のマシンが体内の病気を診断し、メスを入れずに治療する。半世紀前、SF映画で描かれた夢のような世界がいま、現実のものになりつつある。
その正体は、特殊な機能が組み込まれた高分子の集合体「ナノマシン」だ。