がん克服【小児がん経験者】妊娠前不安に答える
- 2016年02月03日
- がんニュース
国立成育医療センターに専門外来
同センター(東京都世田谷区)は、専門外来の主体となる「プレコンセプションケアセンター」を昨年11月に設立し、今月から本格的に業務を始めた。
特に、小児がんの経験者、糖尿病や甲状腺の病気、腎臓病、高血圧、気管支ぜんそくなどのある女性、臓器移植を受けた女性らの相談に力を入れる。
同センターの荒田尚子・母性内科医長によると、持病のある女性が妊娠してはいけないと考え、出産機会を逃すケースが多々あるという。しかし、適切な方法を選べば・妊娠・出産が可能な場合も少なくない。妊娠中に母体の高血糖が続くと、胎児先天性異常の頻度が増えるが、適切な治療でリスクは減る。「持病の治療と妊娠を両立できるように支援していきたい」と荒田さんは語る。
相談や検査は自費診療となる。初回相談は30分1万円。
~がん克服~