がん克服【大腸がん温存手術の名医】
- 2016年08月23日
- がんの名医
森 武生(もり たけお)先生
がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長
1944年 東京生まれ
1971年 東京大学医学部卒業 同年関東逓信病院外科入局
1975年 都立駒込病院外科
1995年 同 病院外科部長
2000年 同 病院副院長
2003年 同 病院院長
2008年 現職
機能温存手術で世界トップクラスの実績
生涯手術数5000例以上、大腸がん2500例
大腸がんの手術は過去、男性機能を失い、女性は尿漏れを起こす性質の悪いがんであったが、こんながん手術を変えたのが森先生の機能温存手術だ。
なかでも、大腸がんに対しては人工肛門を造らない「肛門機能温存手術」や排尿機能と性機能を失わない為の「神経温存手術」を最も得意としている。
大腸がんの手術における日本の第一人者であるが、森先生は単なる「権威者」と異なるのは、60歳を過ぎてからも手術室に入り自ら執刀を続けている事で証明される。
また、手術後のQOLを可能な限り高くする「森式」という手術の普及のため、後進の指導を常に行い、弟子は世界中に散らばって活躍している。
自戒の言葉
森先生は、大腸がんの手術数に於いては他の追随を許さず、日本一であり、がんを取り除いた部位への局所再発率3,6%という治療成績は世界一であり、術後の5年生存率も世界トップくらすだ。そんな森先生は、外科医として「がんに対する闘争心」と「平常心の兼ね合い」を自戒の言葉として後進の指導をされている。
~がん克服~
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