がん克服【呼吸器外科のスーパードクター】
- 2016年06月06日
- がんの名医
伊達洋至(だて ひろし)先生
京都大学医学部付属病院呼吸器外科教授
1984年 岡山大学医学部卒業 同大学院医学部第二外科入学
1988年 大学院卒業
1989年 ワシントン大学胸部外科肺移植研究生
1993年 岡山大学医学部附属病院第二外科助手
1993年 クリーブランドクリニック胸部外科フェロー
1994年 ワシントン大学胸部外科移植フェロー
2002年 岡山大学医学部第二外科講師
2004年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科助教授
2006年 同 上 教授
2007年 京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科学教授
外科専門医 呼吸器外科専門医 がん治療認定医 日本移植学会認定医
患者さんに信頼される医師になる
外科は、自分の腕次第で患者さんの命を直接左右する医療です。その責任は重く、一流の外科医になるためには、厳しい習練が必要です。しかしながら「先生に手術してもらいたい」「先生に手術してもらって本当に良かった」という患者さんの言葉を聴くとき、外科医になって本当に良かったと感じます。患者さんに信頼される呼吸器外科を目指しています。
実績 手術例3000以上
伊達先生は、これまでに進行肺がんや肺移植の手術を約3000例も手掛け、その成績も世界的に飛びぬけています。肺の外科手術において卓越した技術を持っていますが、中でも肺動脈(極めて薄い上に血流が多く、正確に縫わないと大出血に繋がる難しい、血管心臓と肺をつなぐ動脈)の縫合を通常の半分程度の時間でやり遂げるのは圧巻です。
数々のメディアでも紹介されていますが、2010年にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介され、大きな反響を呼びましたが、その後も活動を続けられ、2013年12月2日に再度同番組に取り上げられられました。
伊達先生の元には、他の病院で手術が難しいと言われた患者が多数訪れています。 また、藁をもつかむ思いでいる患者に対して、毎日時間を見つけては気さくに病室を訪ね、朗らかな笑顔で接し、心をほぐしています。
医療技術のみならず、ホスピタリティマインドにも富む。まさにスーパードクターと呼ぶにふさわしい診療日々を行っています。
コメントを残す