がん克服【最新がん統計】


2012年新規がん患者86万人

 国立がんセンターは29日、20012年に新たにがんと診断された患者は全国推計で、86万5238人だったと発表した。前年より約1万4000人増加した。今回は初めて全都道府県の集計ができ、比較も出来る。

部位別患者一位 男性・胃 女性・乳房

 がんと診断されたのは男性50万3970人女性36万1268人。部位別患者数は男性は①胃②大腸③肺④前立腺⑤肝臓ーの順に多く、前年4位だった大腸がんが2位になった。女性は①乳房②大腸③胃④肺⑤子宮で、前年と同じだった。男女とも、胃・大腸・肺が上位を占める。

 前年は40県分のデーターだったが、今回は大都市の埼玉・東京・福岡が新たに加わり、ほぼ全数が把握でき度の高い28県分のデーターを基に推計した。同センターでは、7月にホームページ「最新がん統計」で一般向けに概要を説明する予定だ。

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