がん克服【肺がん】 72歳 男
- 2016年11月03日
- がん体験談
何もしないと余命半年と言われて
主人は、昨年末呼吸が苦しくなり、かかりつけの内科で診てもらった所「すぐに大きな病院で検診したが良い」と言われ、正月明けに労災病院で検診を受けました。
検査終了後に医師から伝えられたのは、「末期の肺がんで手術は出来ない。このまま何もしないと余命は半年か長くても1年以内でしょう」との衝撃的な言葉でした。
タバコを止められず、「止めるくらいなら死んだ方がまし」等と言っていましたが、いざ余命宣告を受けるとあわてて禁煙。抗がん剤に一縷の望みを求め、治療に専念する事になりました。
3クール頃から髪の毛が抜け始め、食欲も減退。いわゆる副作用に苦しめられておりました。そんな折、中学時代からの友人Kさんが見舞いに来てくれて、ご自分と奥様のがん体験(大腸がんと卵巣がん)を話され、自分たちも友人から勧めれれて飲んだものがある(今でも二人とも毎日飲んでいるとの事)が、飲んでみたら・・と紹介されてのが「不知火姫菊」でした。
主人はKさんを尊敬していましたので、何も言わずにすぐに購入。お話の通り、まず抗がん剤の副作用が緩和され食欲が出てきたのには驚きました。主人はすっかり姫菊を信じて「これで絶対に良くなるぞ!」と、前向きに取り組むことにしました。
6月末、「がんを克服する会」のブログを見ていると「がんの名医」の所に、呼吸器科の3名の先生が紹介されていました。順天堂大学の鈴木健司先生、京都大学の伊達洋至先生、広島大学の岡田守人先生。他の病院で手術不可と診断された患者さんの手術を引き受け、ほとんど成功していると言う「肺がんの名医」。
息子が岩国に在住していますので、広島大学の岡田先生に診て戴こうと、電話で広島大学付属病院に問い合わせたところ、「直接の申し込みは受け付けない、担当医から連絡されたい」との事。
6月30日が労災病院の健診日でしたので、主治医に話はしにくかったですが思い切って告げると、広島大学付属病院に連絡してくれました。「すぐに来なさい」と言う事で診察日は7月4日に決定。3日に岩国の息子の所に行き、4日は主人と私・息子の3人で広大附属病院に行き岡田先生た1名の先生と面談。
がんは縮小していた
手術の日を決めるつもりで行ったのですが、検診の結果岡田先生は「がんが少し小さくなっている様だから、もう少し様子を見ましょう。手術は何時でもできるから、主治医と相談され決断したら連絡ください」との見解でした。
手術を覚悟しての受診でしたが、がんが小さくなっているとの事で様子見。「Kさんから勧められた本当に効いているんだ」と、帰りの車の中で笑顔で話しました。本当に久しぶりの笑い声が聞けました。
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